CR型RIAAイコライザアンプの独立実験基板キットを新発売しましたのでご紹介いたします。
CR型RIAAイコライザアンプ単独基板「EQ_CR_G」
CR型RIAAイコライザアンプの単独基板のキットです。
レコードプレーヤ(ターンテーブル)の出力をRIAAイコライザアンプを通してライン出力に変換します。
フォノイコライザ入力のないオーディオアンプが多い昨今ですが、RIAAイコライザアンプキットを使えばオーディオアンプのライン入力に接続してレコードを楽しめます。
◆特徴
MM型のカードリッジに対応しています。
ゲインは1kHzにて100倍(40dB)です。
入力に直流カット用コンデンサ(オプション)を追加するためのスペースがあります。
オーディオプリアンプの試作実験に最適です。
◆オペアンプ
オペアンプにT.I.の「OPA2134PA」を採用しています。
◆オーディオ用コンデンサ
ニチコンのオーディオ用コンデンサ「FWシリーズ」、WIMAのフィルムコンデンサを採用しています。
◆カップリングコンデンサ付属
カップリングコンデンサにAudiophilerのMKPコンデンサ400V 10uFが2個付属しています。
イコライザアンプ基板「EQ_CR_G」の出力をカップリングコンデンサに通します。
◆接続例
イコライザアンプとして使用する場合、上図の通りに接続します。
上図の左は出力をカップリングコンデンサに通してRCAコネクタに接続しています。
上図の右は、カップリングコンデンサに通してボリューム基板「VR_D」に接続しています。
◆製作例
電源回路に±電源可変電圧レギュレータ基板キット「REG317337_B」、トロイダルトランス「HDB-10」を使用、ケースに「電源コネクタ付きクラフトケース200」を使っています。
製作例はデジット店頭で展示しておりますので、ぜひご覧ください!
その他、「EQ_CR_G」をA/Dコンバータやコーデックなどの独立実験基板と組み合わせてレコードの音源をデジタル化にしてみたり、USBオーディオインターフェイスキットの入出力タイプ「USBANA2906-kit」を使ってPCに取り込むなど、レコードプレーヤの用途が更に広がります。
レコード現役の方はもちろん、レコードを眠らせている方も、ぜひレコードプレーヤを引っ張り出して、CR型RIAAイコライザアンプ独立実験基板キット「EQ_CR_G」を使って聴いてみませんか?
【EQ_CR_Gの主な仕様】
・回路形式:CR型
・オペアンプ:OPA2134PA
・入力抵抗:47kΩ
・ゲイン:1kHzにて100倍(40dB)
・周波数特性:30Hz~10kHzまで
・±0.5dB以内(出力に直流カット用コンデンサ10μFを接続、負荷抵抗5kΩ時)
・電源電圧:±12V~±15V(2電源)
・基板寸法(約):64×33mm
・M3ねじで取り付け可能
キット説明書(PDF)
販売価格:¥3,208-
【製品仕様】
●カップリングコンデンサにAudiophilerのMKPコンデンサ 400V 10μFが2個付属しています●回路形式:CR型
●オペアンプ:OPA2134PA
●入力抵抗:47kΩ
●ゲイン:1kHzにて100倍(40dB)
●周波数特性:30Hz~10kHzまで
±0.5dB以内(出力に直流カット用コンデンサ10μFを接続、負荷抵抗5kΩ時)
●電源電圧:±12V~±15V(2電源)
●基板サイズ:約63×33mm
●M3ネジで取付可能