デジタルオーディオ試作実験用電源基板KIT「PS-AUDIO-AC」を販売開始いたしました。
デジタルオーディオ試作実験用電源基板KIT「PS-AUDIO-AC」
<<デジタル/アナログ分離型>>
デジタル用出力:DC3.3V(約250mA(合計)) DC5.0V(約100mA(合計))
アナログ用出力:±1.25V~±15V(約100mA @±15V時)
PS-AUDIO-AC
デジタルオーディオの試作実験でよく使用する電源部分を1枚基板にしました。
デジタル電圧出力回路とアナログ電圧出力回路は基板上で分離しています。
※デジタルGND / アナログGNDは分離しています。
1次側の入力回路にはアナログ / デジタルそれぞれ個別に整流・平滑回路を搭載していますので、電源用トランスを接続するだけで簡単に高性能な電源を製作出来ます。
デジットオリジナル・デジタルオーディオ独立実験基板シリーズの電源としても最適です。
【PS-AUDIO-AC ブロック図】
[デジタル電源部]
デジタルオーディオ用IC等のデジタル電源部分でよく使用されている2電源:DC3.3V・DC5Vの固定出力を2系統持っています。(GND共通)
出力電流は2系統の合計出力で3.3V=約250mA、5.0V=約100mAで、各出力電圧は電源用ICで安定化されています。
短絡・熱等各種保護機能付きです。
デジタル電源部・出力端子(ヘッダーピン出力)
デジタル電源部・出力端子(半田付け出力)
出力端子はヘッダピン出力、半田付け(ランド)出力があり、合計で3.3V×6ヶ所,5.0V出力端子×6ヶ所です。ただしヘッダーピンの3.3Vと5VのGNDは共通で1個です。
[アナログ電源部(可変式)]
DACやADCのアナログフィルタ、I/V変換等で使用するアナログ電源部分には、±1.25V~±15Vの可変出力を1系統備えており、出力電流は正・負電源合わせて約100mA(±15V時)です。
正・負個別に調整可
アナログ出力電圧は可変型電源用ICで安定化されており、基板上の半固定抵抗で正・負電圧それぞれ個別に出力電圧を設定出来ます。短絡、熱等各種保護機能付きです。
出力端子
出力端子は正・負ヘッダーピン出力と半田付け(ランド)出力が各1ヶ所です。
[入力部]
1次側の入力回路にはアナログ / デジタルそれぞれ個別に整流・平滑回路を搭載しており、電源用トランスを接続するだけで簡単に高性能な電源を製作出来ます。推奨電源トランスとして、トロイダルトランス「HDB-12(8V)」が使用できます。
オーディオ用コンデンサ
電解コンデンサは、すべてニチコンのオーディオ用コンデンサ「FWシリーズ」を、フィルムコンデンサには、オーディオ用途でよく使用されるPanasonicポリエステルフィルムコンデンサ「ECQVシリーズ」を採用しております。
【PS-AUDIO-AC 主な仕様】
[入力部]
・デジタル用入力電圧:AC8V
・アナログ用入力電圧:AC0V-18V-36V(36Vセンタータップ付)
[出力部]
・デジタル電源部出力電圧:3.3V / 5.0V(2系統)
※追加パーツにより3.3V出力を可変出力に変更可能。
・アナログ電源部:±1.25V~±15V(可変出力)
※正・負の出力電圧は個別で可変設定。
※デジタル電源部とアナログ電源部のGNDは分離。
[出力電流]
・デジタル電源部3.3V:2系統合計約250mA
・デジタル電源部5.0V:2系統合計約100mA
・アナログ電源部(可変):正・負合計約100mA(±15V時)
※出力電圧によります。
[その他]
推奨電源トランス:トロイダルトランス:HDB-12(8V)
各電圧出力パイロットLED付
基板サイズ:91×71mm
キット説明書
販売価格:¥4,104-
【推奨電源トランス】
トロイダルトランス:HDB-12(8V) 販売価格:¥2,263-
出力:0V(灰)-8V(橙) / 500mA
出力:0V(黒)-18V(黄)-36V(緑) / 200mA(±18V)
入力:0V(黒)-100V(緑)-120V(赤) 50 / 60Hz
ケーブル長:約60cm
自動復帰タイプ温度ヒューズ(85℃)付き
固定穴付きベース:65mm角
固定穴サイズ:M4用×4
本体サイズ:約60Φ×H34mm
トロイダルトランスBlog記事
電源キット+トロイダルトランス・ネジセット「PS-AUDIO-AC(PT)」
試作実験用電源キットにトロイダルトランス「HDB-12(8V)」と、トランス固定用ネジ、電源キット用ネジ・スペーサが付属したお得なセットもご用意!
販売価格:¥6,377-
推奨ケース:わけありケース<長>
試作実験用電源基板「PS-AUDIO-AC」と電源用トロイダルトランス「HDB-12(8V)」が収まるケースです。
ケースサイズ:W106×H56×D190mm(実測値)
ケース内サイズ:W95×H50×D190mm(実測値)
ガイドレール溝幅:1.6mm(実測値)
ガイドレール間サイズ:100mm(実測値)
※マージンは見てください。
デジタルオーディオ試作・実験用電源の製作例 その1
※写真はデジタル電源部の3.3Vを可変仕様にしています
わけありケース<長>を使った製作例として、デジタルオーディオの試作や実験時に使いやすいように電源各出力をターミナルに出力しています。電源キットはサブシャーシに固定してあり、100mm幅のユニバーサル基板をサブシャーシとして利用し、ガイドレールに通しています。「デジタルオーディオ試作・実験用電源」の製作見本は、デジット店頭で展示しております。
わけありケース<特大>
わけありケース<特大>なら、試作実験用電源基板「PS-AUDIO-AC」と電源用トロイダルトランス「HDB-12(8V)」、そしてデジタルオーディオ用独立実験基板が収まります。
ケースサイズ:約W178×H50×D205mm
板厚:1.5mm(実測値)
ケース有効内寸法:W166×H45×D200mm(実測値)
※マージンは見てください。
参考寸法図(↓画像をクリックするとPDFでご覧いただけます)
わけありケース<特大>用の、試作実験電源基板キットとトロイダルトランスの固定穴の参考寸法図です。
試作・実験用電源の製作例 その2
わけありケース<特大>を使った製作例として、デジットオリジナルのデジタルオーディオ用独立実験基板を組み合わせて作った「192kHz DAコンバータ」の電源として使用。この様に組み込み用電源としても使用できます。
「192kHz DAコンバータ」の製作見本は、デジット店頭で展示しております。
【製品仕様】
[入力部]●デジタル用入力電圧:AC8V
●アナログ用入力電圧:AC0V-18V-36V(36Vセンタータップ付)
[出力部]
●デジタル電源部出力電圧:3.3V/5.0V(2系統)
※追加パーツにより3.3V出力を可変出力に変更可能
●アナログ電圧部:±1.25V~±15V(可変出力)
※正・負の出力電圧は個別で可変設定
※デジタル電源部とアナログ電源部のGNDは分離
[出力電流]
●デジタル電源部3.3V:2系統合計約250mA
●デジタル電源部5.0V:2系統合計約100mA
●アナログ電源部(可変):正・負合計約100mA(±15V時)
※出力電圧によります
[その他]
●付属電源トランス:トロイダルトランス HDB-12(8V)
●トランス固定用ネジ、基板固定用スペーサ/ネジ付属
●各電圧出力パイロットLED付
●基板サイズ:91(W)×71(D)mm